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2008年07月22日

動体視力を左右するたんぱく質が存在することが、発見されたのだそうだ。これは視細胞から脳へ信号を送る神経の繋ぎ目だけに存在するらしい。素早い動きが特徴の「ピカチュー」をもじって、ピカチュリンと名づけられたとニュースでやっていた。

世界的発見がピカチューと結びつくとは、ちょっと意外な感じもする。研究者チームが若い世代の人達じゃないとそんなアイデアは出ないだろう。しかしながらピカチューもきっと予想もしなかったびっくりの出来事なのだ。

イチロー選手の動体視力は、このピカチュリンの働きが抜群に良いのではないかという風にも考えられているのだそうだ。ふむふむ。ボールが止まって見えるイチロー選手には、訓練だけでないそういう物質が備わっているのかもしれないのか・・・・。

この「ピカチュリン」の存在がわかったことで、病気治療の一歩となったとあったので、ニュースを見てしばらく感動に浸っていた。

私は筋無力症になってから、動体視力が著しく悪くなった。映画や番組に出てくるテロップは目で追えなくなったし、字幕も少し厳しい。テレビゲームもかつては一般レベルぐらいの時間は遊んでいたが、今はゲームソフトのコマーシャルでも最後はフラっとするものもある。多分私の場合は筋無力症の要素が絡んでそうなっているのだろうが、自分の病気と関係なくとも新しい治療方法が見つかるかもしれないのは、私にとっても明るい話だ。

2000年の秋に、私の病気には「プログラフ」という免疫抑制剤を使ってもいいという認可が下りた。私は今この薬があるおかげで毎日家で生活が出来るまでになったのだ。ステロイドだけではダメだった。イムランという他の免疫抑制剤では肝機能が悪くなって服用中止になったので、私が今の毎日をもらえているのは、過去に同じような「発見」があったおかげなのだ。

動体視力は鈍くなったが、かわりに自分は幸せを感じるアンテナの具合いが良くなった。

「ピカチュリン」って、なんだか可愛いネーミングだけれど。

他人ごとのように思えるが、自分の中にも居て・・・。
ダンボにも居るのだそうだ。

当のピカチュリンは自分に名前がついているだなんて思ってもいないか・・・・。

久しぶりに明るいニュースだった。

Posted by 吉川みき : 2008年07月22日

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