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2009年03月14日

近所の家のネコちゃんはもうすぐ1歳になる頃だ。前にここに居たネコちゃんは私には懐いてくれなかったが、新しいネコちゃんは近寄って来てくれたり、家の中に入って来たりとフレンドリーな関係を築いてくれたので、私は嬉しかったのだ。

どうも私は昔から猫にあまり懐いてもらえない傾向にある。だからその分、この近所のネコちゃんに対して余計に愛着が沸いていたのだった。

なのに。

なのに。

最近、このネコちゃんはめっきり私に冷たくなった。

顔を合わせても近寄って来る様子もなく、家にも遊びに来ることもない。最初は反抗期なのかなぁ、気のせいなのかなぁ・・・ぐらいにしか思わなかったのだが、別のご近所さんには相変わらず懐いている。コンスタントに冷たくされるようになって、ようやく気付いたのだが、違いは「餌をあげる」ことにどうやらあったみたいなのだ。

ちょびっと悲しい。

私は食べ物をあげないようにしてきた。だって飼い主さんがちゃんといるネコちゃんなのだ。そりゃぁ、あげていいんなら何でもあげたい。どれほど「何かあげたい欲」を抑えてきたことか。可愛いからこそあげないという気持ち。ネコちゃんよ、君にはわからないだろうが、それが私の目一杯の愛情だったのだ。

可愛いがっているお家は、他に2軒ある。ある家のご主人が帰って来られた時には、「大好き!」と追い掛けて行って、そのままちょこっと開けられていている2階の窓から家の中に消えて行き、それでまるで自分のウチのように過ごしているのだと知った。

・・・・。

まぁ、私も・・・お菓子をいっぱい買ってくれる祖母に懐いていたが。

だが、この態度のあまりの変貌ぶりにはちょっとフラれた気分を味わったのだ。

私の部屋のすぐ隣りの塀の上は、数匹のネコちゃんのいつもの通り道。

「ここん家はケチなヤツが住んでるんだよな」

そうですね。
確かに。

でも、そこまで冷たくしなくてもいいじゃない。

今や私はネコ達にとって、完全にメリットのない存在なのである。

Posted by 吉川みき : 2009年03月14日

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