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2010年02月15日

裏の家との境に取り付けられた大きなベニヤ板は、まだ今も付いたままだ。

管理会社の人に電話をしたのが先週の日曜日。

「今日はちょっと無理なんですけれど、近々そちらに一度伺いますんで」と、その時に担当の女性は言っていたが、「近々」ってどれぐらいのことを指すのだろう。もしかしたら忘れちゃったんだろうか。

電話を掛けてみたら、この話は社内では他に知っている人が居ない様子。

「えっと、どのようなご用件で・・・?」

今日は担当の人がお休みらしい。社内ではこの話を知っている人が居ないらしく、また成り行き上ベニヤ板の説明を最初からしたが、なかなか説明がしにくい話なのだ。

「は?ベニヤ、板、ですか?」

「それが、どのようについているわけでしょうか?」

面倒臭いので見に来て下さいよ。もう。

はぁ〜〜〜っ。

電話を切ってまた窓から覗いてみる。ベニヤ板の下側は何本も釘で打ち付けられていて、更にガムテープで固定されていたようだ。が、経年による傷みでガムテープははがれてブラーンとぶら下がっている。

私だけがこの謎のベニヤと向き合っている。

そう思ったら急に腹が立って来たのだ。

だいたい、誰が付けたのか知らないが大家さんでない人がこの敷地に勝手に入ってきて、畳二畳分のベニヤ板を打ち付けて行ったことには間違いない。だが、中途半端な日曜大工のおかげで壊れて私ん家の壁に当たっているのだ。それを犯人は知らずに過ごしている。というか、もうベニヤの存在すらすっかり忘れているんではなかろうか。

近々っていつですか。

辞書で調べたら「近い将来」と書いてあった。

紛らわしい。

怒りのエネルギーで、もういっそのこと自分でバリバリっとはがそうか。

ところで、はがしたら誰がこれを捨てるの。

粗大ゴミの予約を区にし、コンビニに粗大ゴミシールを買いに行って、玄関の所に出すのも私じゃないか。

勝手に人の家の敷地に物を建ててはいけないと思う。

思うのだが、私も犯人も近所の人も法律に詳しくない人間ばかりなので、これこのように謎の建造物が今も敷地内にそびえたっているのである。

Posted by 吉川みき : 2010年02月15日

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