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2010年07月11日

最近子供を産んだ近所の猫が、頻繁に遊びに来るようになった。

厳密には遊びに来ているのではなく、おねだりということになるだろう。

<何かちょうだい>

この猫ちゃんは本来あまりガツガツしていない猫なのだ。我があまり強くないところが私には付き合いやすく、おとなしく待っていたりする姿が可愛いなと思っていたのだった。

が、子供を産んで母になったのだろう。

<何かちょうだい>

何度もやって来る。

「さっきあげたじゃない」

ミャー。

しょうがないのでオヤツをあげる。

するとパクっとくわえて逃げて行く。

前はここで食べていたのに・・と思って、少しフラれたような気分になりながら部屋を移動すると反対側の道路に猫が歩いて行くのが見える。

子猫達がわっと母猫に向かって集まって来る。そこにあの猫はくわえたオヤツをポイと捨て、自分は食べない。ただその横で知らんぷりをして座っているのだった。

小さなオヤツは4匹分になどならない。2匹ぐらいが取り合ってそれでおしまいだ。母猫はしばらくすると何事もなかったかのようにまたやって来る。

事情を知らなかったらなんて食い意地の張った猫なんだろうと思っていたかもしれない。

あの猫が子猫だった時、同じようにお母さんが食べ物を持って来てくれたのかな。

これから斜め前の家では猫が6匹になるんだろうか。それとも誰かに貰ってもらったりするんだろうか。年を取ったお父さんと息子さんだけの2人家族。やはり女性の居ない家は外から見ても殺風景だ。

この小道にも日陰が出来て、そうすると母猫が家の前で子猫達におっぱいをあげていた。

お母さんのいる家はなんかあったかいね。

カーテンを閉めるて振り返るとダンボが尻尾を目一杯振って私を見つめていた。

Posted by 吉川みき : 2010年07月11日

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