2008年10月01日 |
夜、家の近くまで来たら、きんもくせいの香りがした。
夕方には気がつかなかったのに。
草野球場の駐車場にきんもくせいの木があって、今の家に引っ越してからはここの木がきんもくせいの頃を教えてくれるようになった。
去年より少し時期は遅いかな。
家に一度帰って、ダンボを連れて駐車場のあたりに行くとやっぱりそうだ、きんもくせいの匂いがした。
オヤツじゃないよ。
鼻が私よりいいから、ダンボはこの匂いにきっと気付いているはず。なのに、特に変わった様子もなく道端で私を見て「オヤツ、くれないの?」という顔をしている。
甘い香りがするけれど。
食べ物じゃぁないんだね。
そう、あたり。
これは花の匂い。
もうちょっとだけ、ここに居ようよ。
きんもくせいは秋の匂い。
時々、こんな瞬間を幸せだと
感じるようになりました。
ダンボと2人、少し風が冷たくなった夜のT字路で、静かに秋の匂いを嗅いだのだった。
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2008年10月02日 |
ブーティ、入荷いたしました。
ブーティは、足首ぐらいまでの長さの短いブーツのことらしい。
私がその<ブーティ>を最初に見たのは去年の冬ぐらいだった。
第一印象は、「昔おばちゃん達が雨の日に履いていた短い丈のレインブーツ」にそっくり。金魚なら、やや”らんちゅう”寄りのモッコリ感があり、靴の姿形としては「変な形」にしか見えなかったのだ。
流行るとは思ってはいなかった。なのに、今は街に出れば晴れた日でもこのレインブーツにそっくりのらんちゅうを履いている女性をよく見掛けるようになった。
知らない単語は、いつの間にか知っていることを前提にされている。だが亡くなった私のおじいちゃんもばあちゃんも母親も”ブーティ”なんて言葉は知らないのだ。こんなものは生前にはなかった。だからもし私が仏壇に向かって”今日はブーティを買いました”と報告をしても、それは食べ物なのか高額なマンションチックなものなのか、はたまた生き物なのかもわからないだろう。
基本的に新語は嫌い。単語だけでなく言葉使いにしても「ギガやばい」だとか「ちょーイケてる」とか・・・妙ちくりんな使い方が、必要もないのに当たり前のように世に出回りすぎている。
男性用の靴にはない様子のブーティ。
女性の靴の形は武器化している。厳密に言えば、ブーティという種類の武器が、最近街の女性達の間で流行っているということなのである。
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2008年10月03日 |
夕方、スーパーに買い物に行った。
入口を入った所のケーキ屋さんは、今ハロウィンの飾りつけがしてあって、ハロウィンスペシャル的な期間限定洋菓子が並べてあった。
”はい、ハロウィンですね”
スーパーの1号館を出てすぐ近くの2号館に今度は犬の餌を買いに入る。犬の餌を買って反対側の出口から出ると、花屋さんでもハロウィンコーナーが設置してあって、かぼちゃグッズがずらり並んでいた。
”はいはい、もうすぐハロウィンね”
出口を横に歩くとすぐの所に家具屋さんがある。
前を通ると店内は既に冬景色。クリスマスツリーが瞬き、こちらはクリスマスグッズのディスプレイとなっていた。
”もうクリスマスですか”
少ししか歩いていないのに、季節って随分早く変わるんだなぁと再度今歩いた方を振り返ると、コンビニの前に「年賀状の予約、受け付けます」ののぼりがはためいていた。
過去を振り返ったつもりが・・・・、
”正月かぁ”
外に出るとなんだか目まぐるしい。
もう帰ろう。だってこっちはやっときんもくせいの匂いがしてきて、秋のこの時期を楽しもうと思っているんですよ。ハロウィンはともかく、「温泉」「紅葉」をスっ飛ばしてクリスマス、正月のことはまだ言わないでもらいたいのだ。
”今、かたづけようと思っていたのに、親からやいやい言われた”時の窮屈な感じがしてきた。
帰りに立ち寄ったお弁当屋さんでは、おせち料理の予約を承り中であった。次にまた別の所に行っていたら今度はきっと恵方巻きの予約やバレンタインギフトを売っている店に辿りついたのだろう。
今、私はどこに居るのでしょうか。
ちょこっと外に出ると、自分の過ごしている「今」が、何かの周回遅れなのかなとたまにふと考えることがある。
普通のお買い物に出掛けただけで、SF気分が味わえる。現代は星新一さんの小説の中に自分が迷い込んでしまったのかなと思うぐらい、時間軸がわからなくなる世界なのである。
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2008年10月04日 |
今日は午後、山口晶くんのレコーディングの打ち合わせを自宅でする。
晶くんは髪型をよく変える。
今日は野球少年のような丸刈り頭になっていて、晶くん曰く「冬支度」らしい。
髪型を大胆に変える人を、私は自分がマイナーチェンジぐらいの変化しかない方なので、”潔い人だなぁ”と密かに尊敬をするのだが、丸刈りにしたら晶くんは30歳を過ぎた男性とは思えないほど年齢不詳となり、冗談抜きで中学生に見える程の若者になっていたのだ。
晶くんの髪型遍歴は、10年近い付き合いになってきて私もちょっとは知るところとなった。
だいたい髪型を大胆に変える人は、頼みもしないのに周りから感想を言われる傾向にある。
晶くんもそう、変える度に私もその中の一人になるのだが、何故か周りが小姑化し「その髪型は似合わない」だとか「今回はいい」だとか、聞かれてもいないのに感想を言っているのだ。
パーマをかけた時は、全員一致で「変!」とダメ出しをしたっけ。
お金を払っているのは本人だというのに。
まぁ、「変」と言われても本人はあまり気にしていないみたいなので、余計に周りも言いやすい。で、新しい髪型にそのうち見慣れてきて髪のことを話題にしなくなった頃に、またパツっとモデルチェンジをしてきてはまた周りに言われているのだった。
「変!」と毎回笑いながらも、本当はいいな思っている。その心意気に、だ。
見ている方も実はスカっとしている。
次はどうなるの。
「忘れた頃」にご注目。
いたちごっこな晶くんの髪型なのだ。
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2008年10月05日 |
恵比寿に友人のライブを観に行った。
恵比寿と言えばやはりガーデンプレイス。記憶が定かではないが、ここは赤レンガっぽいお洒落なデートスポットで、基本的に買い物も映画も温泉もご飯も「彼氏要らずで良し」な私も、赤レンガっぽいデートスポットには一人では行きにくく、ブラリと来ることはほとんどない場所なのだ。
前回はイラストレーターのモリナガ・ヨウさんがたずさわれたお仕事の展示物があるのでやって来たら、休館日で閉まっていた。その前に来たのはもう10年以上前、大阪の友人が遊びに来たので東京見物にとここでお茶をした。
だが個人的には縁の薄い恵比寿ではあるが、一つだけ楽しい気分になるエリアがあって、それは駅を降りてからの移動に「動く歩道」がいくつかあることだ。それに乗って駅から少し離れたガーデンプレイスまで、楽に行けるというのが利点だったりするのだ。
「動く歩道」は正式名称は何と呼ぶのかは知らないが、大阪の阪急梅田駅の辺りにあるのが私は馴染みが深く、アレに乗るとちょっとした遊園地気分に浸れたので、束の間ではあったが非常に楽しかった。
噂では、「動く歩道」の上で歩くのは関西人だけで、東京の人は乗ったらそこでジっと立っているということだったがソレは嘘だ。今日も立ってジっとしていたのは私だけで後の人はみんな右側をかっ歩してあれよあれよと言う間に遠くに見えなくなっていった。
「トンネルを抜けると雪国だった」のは川端康成さん。恵比寿では「動く歩道を抜けるとガーデンプレイス」なのだ。
今日のガーデンプレイスは雨がシトシトと降り、それもデートスポットとしてはたいそういい雰囲気となっていた。
日曜日のデートスポットで、雨に濡れて一人歩くのは、2段階程わびしい。
恵比寿は恋人が欲しくなる街。
傘を持って歩いている男性に思わず「恵比寿に居る間、恋人になりませんか」と声を掛けそうになったのであった。
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2008年10月06日 |
修理に出していた携帯が直って戻って来た。
一時は「もしかしたら直らないかもしれません」と言われていて、ポケットボードがもう使えないFOMAにいよいよ替える時期になったのかなと思ったが、これでまだしばらく現行機種で過ごせることとなった。
戻ってきてビックリ。
本体の外側部分をそっくり取り替えたのだそうで、受け取ったら新品みたいに綺麗な携帯に生まれかわっていた。
修理代金は5250円。
代替え機も貸してもらって不便はほぼなかった。
パソコン修理と楽器修理だったら、代替えはなし。楽器の場合は修理期間を尋ねても「直るかどうかわかりませんよ」「半月はかかりますね」と割と横柄な対応だったので、携帯会社って随分親切だなぁと思ったのだ。
ピカピカの携帯。
壊れた時は本当にあせった。
「誰かから連絡が来たらどうしよう」
「誰かに迷惑をかけたらどうしよう」
心配したが、もう大丈夫。
いつでもオーケー。
オーケーなんですよ。
もう大丈夫、なんだけどな。
せっかく携帯は戻って来たが、本日その後誰からも連絡はなかった。
私は携帯がなくてもたいして困らない生活を送っていると言えば・・・そのようである。
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2008年10月07日 |
最近、テレビで女性警察官が車の男性に飲酒検問風に「息を吹きかけて下さい」と言って、自分の顔に息をかけられて萌え状態になるという、確かブレスケア系商品のコマーシャルだったと思う、アレをよく見る。
私も今までに一度だけ飲酒検問で「息を吹きかけて下さい」と、直接顔に息を吐くよう言われて困ったことがあったのだ。
あれは滋賀県の今はなき、びわこタワー辺りだったと思う。時間は夜で多分近くにあるプラネタリウムに演奏をしに行った帰りだったんじゃなかっただろうか。
「あー、ちょっとすみません」
信号を渡った辺りだったかに警察官に止められた。
「はい」
警察官は、今飲酒検問をやっているんですけれど・・・という説明を簡単にしたあとに、「ここにはーっと息を吐いて下さい」と自分の鼻を指さしたのだった。
「え!?」
「はい。ここに」
と、自分の鼻を指さしている。
「顔に、ですか」
「はい。はーっと吐いて下さい」
警察官は当時の私と同世代ぐらいの若い男性で、一瞬ためらったのだが飲酒検問だからしょうがないと思って、「はーっ」と息を吐いたのだ。
「ご協力、どうもありがとうございました」
男性は顔色一つ変えずに匂いを嗅いでいた。その時は警察官ってこんなこともしなくちゃいけないのか・・・と可哀想になったのだ。
でもなぁ。
検問をやるならやっぱり飲酒検問の機械を使おうよ。
今となっては、あれが本物の警察官だったかどうかもわからない。警官のコスプレで夜の道路に現れた匂いフェチの変態だったかもしれない。だって検問ですと言っていたが、そう言えばそこにはなんとなく通りがかっただけっぽい徒歩の警官が二人しか居なかった。
怪しい。
テレビCMで、息を吐きかけられて興奮気味になっていく女性を見る度に、私はあの夜の検問のことを思い出しているのであった。
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2008年10月08日 |
外来でお茶の水まで行った。
「中央線」は山手線ほどではないがいつも混んでいる。座席に座れるという期待なくして乗り込む電車なので、今日も期待度数ゼロで乗ったが、新宿で乗客が入れ替わるのでその一瞬は何席か空き、新宿駅で人が降りた数秒はよく椅子取りゲームになっているのだ。
今日は運良く優先座席の当たり席をゲット。
優先席も真ん中よりはじっこの席の方が、体を預けられる場所があって助かる。
”あぁ、今日はラッキーだわ”と思ってホッとしたら、新宿から老人数人が乗り込んで優先席付近に立ったのだった。
東京の優先座席はあってないようなもの。座ったらそこでメールをする場所になっているので、席を奪うことはあっても譲るなんて光景はない、今や過酷な生存競争の場となっているのだ。
また今日も朝からピチピチの若いもんが優先席を独占しているんだわ。
けしからん。
と、怒りがこみあげてきたのだったが、ふと周りを見たら本日は優先席に座る全員が老人だった。初めての老人率100%。向かい側も座っているのはお年寄りだったので、自分が席を立とうかとても迷った。
迷ったが、ごめんなさいとうつ向いた。
電車を降りると、駅から病院までは徒歩5分ぐらいなのだが、改札までが階段のみ。で、車椅子リフトのレールはあるのだがそこに手すりがない。
不便な駅なのだ。
お茶の水駅のしかもこの階段は、二つの大学病院の患者さんが利用するので、エレベーターもエスカレーターもないのがいつも不思議で仕方がない。
小さい山登りをして病院に辿り着く患者達。私も病院の門を入ったら、毎度「はぁ、はぁ」と言っているのだ。
<早く階段がエスカレーターになりますように。>
七夕の短冊に書かなかったから、願いがなかなか叶わないお茶の水駅なのである。
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2008年10月09日 |
今日は、来週のライブで一緒に演奏をしてくれるトランペットの辰己くんとのリハーサル。お互いの家から比較的近い所に新しくスタジオが出来たので、昨夜そこに予約をしたのだった。
少し道に迷って無事に到着。
「お〜」
既に辰己っちが道端に楽器を置いて立っていた。
「ごめん、遅れて」
辰己っちはスタジオがわからずに道で困っていたのだろう。私が先に着いていればよかった。悪いことをしたのだ。
と、思っていたら・・・
辰己っちから次に、予想もしなかった言葉が出た。
「スタジオ、まだやっていないよ」
「は?」
「まだ、今工事中。内装工事してる」
「え!」
「ここのオープン、来週っぽいんやけど」
「えぇえええ〜〜っ」
だって、ここに最近新しくスタジオが出来たんじゃないの?
先月、系列店舗でリハーサルをした時にオープンのチラシをもらったんですよ。
そのチラシを見て予約したんですけど。
「えぇええっっ!マジで?」
う、うそでしょう。
どういうこと。
持って来たチラシを開くと、チラシには確かに10月18日オープンと書いてあり私はそこの日付け部分を見落としていたことにようやく気付いたのだった。「オープン」の文字と、予約電話の受け付けが9月まではこちら、10月以降はこちらと書いてあることで、”10月になったからこっちの電話にかける”ことだけにとらわれていた。
じゃぁ、私どこに予約をしたことになっているんだろう。
チラシの電話番号にかけ、事情を話してちなみに自分はどこのスタジオ予約をしたのでしょうかと尋ねたら、H店ということだった。
「えっ、えええええーーー」
辰己っちは楽器が重いので、なるべく負担がないようにと考えてスタジオ選びをしたのに、よりによって私が予約を入れたそのスタジオはここから電車に乗って新宿まで行ってそこから乗りかえて2駅また行かなくちゃいけない所にある。
「ごめん、・・・ほんとごめん」
知り合って20年、辰己っちには頻繁にこのテの迷惑をかけているが、またやってしまった。結局、そこから移動をしてH店でのリハーサルに付き合ってもらったのだ。
ほんと、すいません。
片身の狭い時間だったのだ。
楽器を演奏し始めると、親しみやすい距離がちょっと遠くなる。私も音楽浸けで来たからこういう空気の変わり方って好きなのだ。あぁ、やっぱりこの人はミュージシャンなんだなぁと尊敬の気持ちが沸いたり、とにかく大阪時代から知る音楽仲間には特別な思い入れがある。
トランペットを吹く時にちょんまげのカツラを被るのはやめたのかな。
トランペット1本で音楽を続けるって大変だと思う。だって鍵盤やギターとは違ってつぶしがきかない楽器だ。
きっといろいろあったんだろうけれど。
続けていてくれてありがとう。
楽器を持ったら水を得た魚になる。
古い仲間のかっこいいトランペッター、辰己っちなのだ。
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2008年10月10日 |
先週ぐらいから、近くの幼稚園から毎日のように運動会音楽が聞こえて来るのだ。
恒例の。
あれだ。
去年の今頃もそうだった。
一昨年も、だった。
「今日は運動会かぁ。」
そう思っていたら次の日も運動会の音楽が流れて来る。
定かではないがここの幼稚園では、運動会に向けて運動会の練習をしているらしく、ある日運動会ミュージックが聞こえて来たなぁと思ったら、それを境に一週間から10日近く、毎日運動会の音楽が聞こえて来るようになるのだ。
今日こそ本番なんじゃないかと思うのだが、予想は外れ次の日も運動会ミュージックが聞こえて来る。音楽だけじゃなく先生がマイクで「それ〜っ」と言ったり園児に向かって説明をしたりしているのも部屋まで届くので、この時間の私はすっかり幼稚園の支配下にあるのだ。
私は大人になってから「ながら」が出来なくなった。特に仕事は無音でないと極端に効率が悪くなる。だから静かにしてやりたいことは、この運動会ミュージックが聞こえて来る間はやれない。
「タンタンタンタン、タタタタタタタン」
「ターンタタターンタタタンタタタタタン」
運動会に流れる曲というのは、どうしてこんなに気持ちを煽るのか。
おかげで運動会ミュージックが耳に入って来ると、私の体は自然に反応し、部屋の中で欽ちゃん風小走りになったり、行進風に物を運んだりとまるで催眠術にあやつられるように「運動会動き」をしている。
誰も見ていない部屋で行進をし、かけっこをし・・・。そうしてある時間になると幼稚園の運動会の練習時間が終わるらしく、急にピタっと音楽が止まったと思ったらそれからは何もなかったように静かな町内に戻るのだ。
あぁああああ。
でも、私は急には戻れない。
今度は自分の時間をなかなか取り戻せず、部屋でうなだれるのであった。
10月は運動会の季節。
近所のじいちゃん、ばあちゃんも部屋の中できっと小走りになっている。いや、耳が遠くて聞こえないのかもしれないが。
ところで、今日のこそ本当の運動会だったの。
誰か教えて。
幼稚園の時間割りが知りたいと思う、ペース乱れる10月のこの時期なのである。
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2008年10月11日 |
西川峰子さんのレコーディング。来年発売予定のカバーアルバムの今日は3曲分、ベーシック録りの初日だ。
ベーシック録りというのはアンサンブルの土台になる音を録音するということで、曲にもよるがだいたいドラムとベースとギターとベーシックキーボードで録ることを指す。
仮り歌は私が歌っているのだが、どうも私が歌うと演歌がポップスになって、変てこな感じがする。こぶしとビブラートなしで歌ったら一気に演歌は演歌ではなくなるみたいだ。
初めてのカバーアルバムを出したすぐあとに、また一枚カバーアルバムを作ることになって、今年はカバー曲の年になりそうだ。
繰り返しオリジナル曲を聴いて、頭の中で反復してみてこんなアレンジがいいなと思った方向に素直に手を伸ばしてみたいなと思う。奇をてらうことなく、シンプルにその曲に接して行きたい。
今日のメンバーは、西川さんの去年のライブでお世話になった植田氏と末松氏にベースとギターを引き続きお願いをし、ドラムは今回初参加の高林さんに叩いてもらった。
みんないいプレイヤーなので、私は大雑把な譜面を渡してイメージを伝えるぐらい。あとは言葉からニュアンスを拾って広げてくれるので、その先はお任せ状態で進められる。とてもスムーズに今日の作業は終わった。
毎日、私も何かしらの作業をしているのだが、なにせその場には犬しかいない場合が多い。その犬にさえ「おもちゃ」を持って来られて「遊ぼうよ」と度々誘われている。自分は犬からも働いていないように見えているんだなぁと思っていたのだ。
あぁ、なんて素晴らしい。
今日は人が居る所での作業となったので、我ながら久しぶりに自分が社会人として機能しているような実感を得られた日となった。
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2008年10月12日 |
今日も朝から運動会の音楽が聞こえて来る。
昨日の朝、「おとうさん、おかあさん、みててください!」というちびっこの声での選手宣誓が聞こえてきたじゃないか。
「やっと今日が本当の運動会なんだ」とホっとしたのに、昨日のあれも違っていたとは。
「タンタンタンタンタタタタタタタタ」
「タカタカタカタカタンタカタン」
1小節に黒い音符がいっぱい詰まっているのが、運動会ミュージックの特徴。この音楽が聞こえてくると、意図せずしてせわしなく動くぜんまいじかけのお人形さんになってしまうのだ。
あれ〜。
あれれれれ〜〜。
誰か私を止めて下さいまし〜。
落ち着かない。
実に落ち着かないのだ。
それにしても今日が本当の運動会なんだろうか。ねぇ。いくらなんでもこの3連休の間に本番はあるんですよね?!
家まで届く運動会の音、気合いからしたら昨日で終わりだと思ったのだが、では今度こそ今日のこれが本当の運動会なんだろう。
と、思っていたのだが・・・・。
お昼になるとまたピタっと音はなくなり、その後はずっと静かなままだった。
運動会って午前中で終わらないよねぇ・・・・。
がっくり。
いつが本当の運動会なんですか。
というか、そこに通っている園児達は”運動会は10月になったら毎日開催される会”という風に覚えるのではないかと、他人の子ながらちょびっと心配になるのであった。
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2008年10月13日 |
13日、今年の体育の日。
今日こそ、近くの幼稚園の運動会の本番の日だろう。10月に入ってから毎日のように運動会ミュージックが聞こえてきていたが、今日でやっと開放される。
と、思っていたのだが今日は朝から聞こえてくる先生の大きな声も運動会の曲も、聞こえてくる様子はなく静かな午前中だった。
お昼から始まるのだろうか。
しかし、お昼を過ぎても賑やかな音は聞こえて来ず、そのまま夕方になっても今日のこの辺りは静かなままだった。
昨日の午前中で終わったあれが、本番の運動会だったというのがそれでようやくわかった。
今日だと思って、半ば構えて待っていた私にとってはちょっと肩すかしな感じだったのだ。「よっしゃ、来い〜」とキャッチャーミットを被って張り切って居たが、相手チームも自分のチームも来ないまま日が暮れた、といった雰囲気があった。
あぁ、そうだったの。
昨日が本当の運動会だったの。
そっか・・・。
流れを把握出来ないまま終わってしまったことで、私の中では終わり切れなかった感のある運動会。
こんなことになるのなら、来年はもう会場に行こう。
普段、私はシラフで酔っ払いの中に紛れてそのまま違和感なく酔っ払いテンションになれる。
誰をどう応援しているのかわからないが、多分父兄に溶けこんで、フツーにそこに居るような気がするのであった。
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2008年10月14日 |
リハーサルに出掛けようと思ったら雨が降ってきた。
移動手段がバイクから徒歩になると、私の住んでいるところはいきなりどこへ行くにも不便になってしまう。場所によっては5倍ぐらい時間がかかってしまうので、少々濡れてもバイクで出掛けることが増えた。
絶対音を持っている人の中には、生活音まで音程になって聞こえて来るというが、雨の音が「パラパラ」「バラバラ」「ザー」ではなく「ソラソラ」「レドレド」「ミー」と聞こえてしまうのはちょっと可哀想だ。だが、そういう耳の持ち主はいくらか耳を上手く使えると思うので、音程で耳が受け取らないようにシャットアウトして「パラパラ」という聞き方に自分の耳を仕向けているのかなと思う。
今日の雨の音は「パラパラ」から「ザー」に変わった。バイクで走ると、雨つぶって顔に痛いのだ。
今日はDJのTom−Oくんとトランペットの辰己くんと3人のリハーサル。楽器が違えば同じ例えば雨音を表現しようとしたら、それだけで出て来る音が違う。すぐ近くに居ながら自分には演奏が出来ない楽器とそれを演奏する人が居る。今更ながらそれがとても新鮮で楽しいと思う今日この頃なのだ。
昔は自分もいろんな楽器が出来たらいいなと思ったりもした。が、そうすると全ての角度からのイメージが一致しすぎて、アンサブルになった時にかえって線の細い音楽になるのかもしれないなぁと思うようになった。
人の出す音が好きになった。
いや、自分以外の感性の音と合わせるのが好きなのだろう。
それが少人数だとよりくっきりと見えて来るので、それが楽しい。
雨は川になり、いつか海に流れて行く。
まっすぐな川は一つもなくて、緩やかにカーブを描いて流れて行くところが音楽に似ているなと思う。
雨は音楽になり、人は音楽になり。
いつかきっと海へと辿り着くのだと思う。
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2008年10月15日 |
渋谷7thfloorでライブ。
7thfloorに着くと、グリーンスリーブスのレコーディングでドラムを叩いてくれた城戸紘志氏に久しぶりに会った。今日の出演者の白昼夢は城戸くんのユニットなのだそうで、急遽私のライブに1曲参加してくれることになった。
今日はトランペットとDJとピアノと歌で、また今日だけのラインナップとアレンジでやるので、同じ曲なのに表情が違うというところを思い切りやれたらいいなと思う。DJのTom−Oくんとはこのライブで3回目となるが、トランペットの辰己くんは初めて。普段自分のライブでサイズフリーというのは基本的にしなかったのだが、フリーの部分が若干ある今日は自分のライブとしてはちょっとした冒険部分、辰己くんとのコラボならではアプローチだ。

(photo by Ryo Kawasaki)
自分のライブの時は、リハーサルが終わって出番前までの間は決まって緊張で具合いが悪くなる。誰かのライブにピアノで参加をする時はきわめて心身のバランスがいいのだが、自分のライブになると何故かしらリハが終わるとだんだんどんよりしてきて、そのうちに気分が悪くなってくるのだった。
ギリギリまでそれはいつも続いて、ライブが始まると共に消えるというパターンで、このアップダウンの激しい流れをどうにか平たんにしたいなと思うのだ。
今まで「買い物に行く」「何もしないでジっとしている」「普通にライブを観る」「お風呂屋さんに行ってリラックスする」「人としゃべる」「お酒を飲んでみる」「一人孤独に浸る」「何とかしようとするのはあきらめて普通にしている」とこれだけ別方向の行動で心を平常にしようとしたが、いずれも無理だった。
今日も出番前の緊張は変わらなかったが、始まるとほどけていった。
ところで「今を大事にする」ってどういうことだろう。
例えば今の私は、”あなたとこの次はもう会えないかもしれないから今をいっしょうけんめいやる”んじゃなく”あなたとまたこの次も会いたいから今をいっしょうけんめいやる”を目指している。
「ありがとう」「ごめんね」「大丈夫?」「頑張ろうよ」「キミを大事に想っているよ」
人は時々他人に自分の心を届けるのに失敗をする。
音楽の役割ってどういうことがあるのかはわからないけれど。
機会をもらったなら、そこで一生懸命やりたい。
そんな風にライブに臨んでいる。
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2008年10月16日 |
ゴ、ゴキブリ。
昨日と今日、二日続けてゴキブリを発見した。
昨日は台所、そして今日は玄関。
シューーー。
シュシュシューーーーーー。
シュワーーーーーーーーーーーーー。
ゴキブリよりも犬と私の方が先に倒れるのではないかと思うほどゴキジェットを噴射して、いずれのゴキブリにも死んでもらったが、ホワイ、何故。
6月に駆除に来てもらって、一度ほぼ死にかけのゴキブリが1匹出現したものの、それ以降我が家からはゴキブリが消えていたというのに。
今年の夏は大変な猛暑だったので、ゴキブリ達も死んだと思っていたが、連日見掛けたのは丸々と太った大人だった。
家には大量のゴキブリ駆除ペーストが仕掛けてある。業者さんからは「どこを通ってもこのペーストに行きついて口にすることになる」と聞いていたのに・・・。
2匹共ピチピチと元気にしていてとても弱っているようには見えなかった。
なんで、ウチに来ているの。
あんた達には高いお金を払ったのよ。
なのにあんた達、またノコノコと土足で。
ゆ・・・、許せない。
ものすごく怒った時の状態、恐ろしい形相で私は無言でシューをし、怒りの頂点に達したことを察知したダンボは「怖い」「怖すぎてどうしたらいいかわからない」と布団の中に逃げ込んでブルブルと震えていたのだった。
ゴキブリを見つけた時の私は魔王が自分に降りてきているのがわかる。
犬ってなんでゴキブリは食べないんだろう。
おかげでゴキブリにとっての天敵は私しかいない。
保証期間内なので電話をかけ、業者さんに来てもらえることとなったが、23日まではこの恐怖とまた共に暮らすことになった。
また毎晩、夜な夜な黒い影に怯える日々がやって来た。
発見するのが怖いので気軽に水場に行けず、部屋から数メートルのトイレが遠く感じるのだ。
「ダンボ、行ってくるね」
トイレに行くだけで、いちいちかなりの勇気を持って出陣し、部屋に戻って来ると息が切れているほど疲れているの。
この一週間でボウコウ炎になったら、その理由はゴキブリに間違いないのである。
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2008年10月17日 |
実家の隣町の商店街では、店舗が度々かわる場所が何カ所かあって、子供心に”場所が悪いのかな””何か曰くつきの所なのかも”といった理由を考えたりしたものだ。
入りやすい店とそうでない店というのは確かにある。
今、私は井の頭線の渋谷駅を降りると、その通り道にあるINDEXというブティックに毎回吸い込まれているのだ。
そこはワールド系列の割とお手頃な値段で一通りファッショングッズは揃えられるのだが、普通の店だ。
その店に、
地下鉄や山手線にのりかえをする時。
待ち合わせの場所に行く時。
用事でどこかに行く時。
仕事に行く途中。
etc・・・。
前を通っては「やっぱり今日もちょこっとだけ覗こう」と中に入ってしまうのだった。
この店に買い物に来るのが目的だったことは一度もなかったのだが・・・・、今や年間一番立ち寄り回数の多い店になっていると思う。
秘密はどこにあるんだろう。
2区画分、店舗として構えていることと、出入り口が多いことだろうか。
ここの入口は、逃してもまたすぐに入れるところがあるという構造になっている。そう言えばいつも歩きながら「あ、人が居る」とお客さんが店の中に居るのを見つけて、その入口は素通りして「ま、いっか。急いでいるし」と思っていたら更にでっかい入口がその先にあって、ディスプレイも歩いている時にバッチリ目に入るから、そこでどうやら私は「ちょこっとだけ入って行こうか」と気が変わるらしい。
先日は何気なく店内の品を見ていたら、店員さんに「あ、これウチの商品ですよね。ありがとうございます」と声を掛けられて「えっ?」と思ったら、前にこの店で買ったアクセサリーをつけていたことに気がついた。
この間も試着が終わったお客さんが私の足元を見ているなと思ったら、そのお客さんが今試着を終えて「やっぱりやめておく」と返したブーツの色違いを自分が履いていた。
自分は見ているだけのつもりだったのだが・・・・、
いつの間にか、ここの店のアイテムが増えているのだと実感をしたのだ。
今日もラジオの収録に出掛けて、この店に吸い込まれていた。
あぁ、おっちゃん達にとっての焼き鳥屋って、こんな存在なのかもしれない。
そうか。
渋谷駅構内のINDEXというブティックは、私にとって焼き鳥屋感覚の店なのである。
Posted by 吉川みき 2008年10月17日 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2008年10月18日 |
西川峰子さんのレコーディング。
今日も3曲分のベーシック録り。
レコーディングスタジオは窓がない所が多く、長時間を過ごすのに唯一外の景色が見えないのは残念だ。今、何時ぐらいなのかは時計が頼り。だが本日もとても順調、午後から始めて夕方の時点で、既に2曲を録り終えることが出来た。
私は霊感がないが、スタジオは昔から「出る」という噂をよく聞く。最初に行ったKスタジオはスタジオ棟と宿泊棟が別になっていて、深夜にスタジオ棟で一人で練習していたらエンジニアの人に、ここは出ますよといったことを言われてあわてて部屋に帰ったのだ。
ベーシック録りが終わると、あとは私の作業となる。
ミュージシャン達が一人帰り、また一人帰り・・・だんだん人が減って最後は会社のY氏とスタジオエンジニアのO氏と私の3人になったのだが、それでも一番最後にスタジオの片付けをし電気を消して鍵を締めるのは、スタジオの人なのだ。
怖くないですか。
と、尋ねたがやっぱりちょっとは怖いみたいだった。
エンジニアの人はいつもスタジオに一番に来て、出るのは最後。ミュージシャンみたいに遅刻をして来て「や〜、ごめんごめん」なんて言う人には今まで会ったことがない。職人肌で無口な男性が多く、黙々と淡々と作業を進めてくれる存在だ。
明日は伊豆で1ヶ月間ショーに行っている峰子さんの所に、6曲分の仮りオケ音源を持って行く。今月は少しタイトな進行で綱渡り的な所があったが、無事終了。
明日は伊豆。
一泊出来るので、思い切り羽を伸ばすのだ。
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2008年10月19日 |
昔、テレビで「伊東に行くならは、と、や。は、と、や〜に決めた」というコマーシャルをよくやっていた。
大阪で見たのか、東京の祖母の家で見たのかが思い出せないので、関東限定のCMだったのかもしれないが、伊豆のハトヤホテルは私と同世代の人にとって「名前を知っている」有名なホテルなのだ。
コマーシャルの中で「よいフロ」と歌っていたのが確か下4ケタの電話番号で、自分の家の電話番号の下4ケタはすぐには出なくとも、ハトヤの電話番号ならすぐに言える。そのハトヤホテルで今月は西川峰子さんがショーをされているので、今日は仮り音源を持って訪ねることになっているのだ。
やっほー。温泉。
私は夜寝る前やちょっと息抜きがしたい時、よくじゃらんや楽天トラベルで見つけた温泉宿を眺めている。ウエブカメラを見て行った気分になったあとに虚しい気分にもなっていたが、今日の伊東行きはバーチャルではない。なのでとても楽しみにしていたのだ。
既に館内マップと設備はHPを見過ぎて頭に入っている。館内施設を全部制覇するぞ。エイエイオー。
と、征服欲満々だったのだが、
今朝から少し風邪気味なのだ。
うーー。
今日をすごく楽しみにしていたのに。
が、とりあえず定刻に出発。
高速に乗って厚木でなんとか道路に進み、山の中を行くとやがて海が見える。これが一般的な都内からの伊豆へのルートだ。そこからはほぼ海沿いを走ることになる。
車の中から海が見えたらとってもいい気分だ。
やっほー。海。
磯の香りを感じながらえび満月を食べると、家で食べるより美味しい。えび満月に海ってすごく合うのだ。
伊東に入ってすぐ、海沿いにサンハトヤはあってプロデューサーのH氏とY氏は向かいの部屋へ、そして私は広々と一人でお部屋を頂いた。
や、や、やった。
く、くつろぐぞーーー。
しかし、これがゴールになってしまったのか、一息ついた時点で風邪気味からほぼ風邪になってしまった。
夕食のあと夜10時頃には外で美味しい会食コースが待っていたが、私のお腹はさっきえび満月を食べてそれで満足したらしく、風邪薬を飲んだらそのまま眠ってしまった。
会食は自動欠席、おまけに目覚めた時はここがどこなのか一瞬わからなかった。起きたのは深夜で結局ゲームセンターにも行けないまま、楽しみにしていたハトヤの夜はあっさり終了したのだった。
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2008年10月20日 |
伊東から沖に目をやると見えるのが初島だ。
関西育ちの私には、淡路島や小豆島は馴染みがあるが、初島のことはほとんど知らない。だが熱海、伊東からそれぞれ船で30分弱ぐらいで行ける、関東の人にとっては身近な場所らしい。
ふぅ〜〜ん。
そうなんだ。
昨日、初島の話題が出た時に、ふぅ〜〜んという顔をしていたが、それを聞いて実はすごく行きたいモードになっていたのだった。
もし、一人旅なら絶対に行く。
今回は基本的に旅行ではないので、気持ちを抑えていたのだが、峰子さんの提案で天気がよければ今日はみんなで初島めぐりをすることになったのだった。
う、嬉しい。
私は父方の祖母の血を受けついだせいか、相当な出好きなのだ。昨夜は不覚にもグースカ眠ってしまったが今朝は挽回、朝ご飯を終えたら”お魚を見ながら入れるお風呂”にも行き露天風呂も堪能し、お天気チェックもして「よ〜〜し、島めぐりを存分に楽しむぞ」と張り切っていたのだ。
が・・・・。
更に南下した場所を台風が通過しているせいで、穏やかに見えるが今日の海は少し荒れているらしい。
加えて私が風邪気味であることを考慮してもらってなのか、それでなんとなく今日の初島行きはなくなったとチェクアウト後に報告を受けたのだった。
がびーーん。
もし私が5歳だったら、残念がって絶対に泣いている。
大人なので、婉曲に「私なら大丈夫ですよ」と言ってみたのだが、もう初島はなかったことになっていて近くのマリンパークで昼食を取ることに予定変更となっていたのだった。
しょんぼり。
アイ・ニード・ハツシマ。
「あれが初島と言ってね」と昨日Y氏に説明をされるまで、私は海に島が浮かんでいることも見ているようで見ていなかった。
その後初島情報を峰子さんからいろいろ教えてもらい、初島赤丸急上昇となって、急に私にとってピカピカと光り輝くリゾートアイランドとなったのだ。
最年少で意見レスでおとなしくしていたが、一番行く気満々だったのは、何を隠そう私だ。
その後、峰子さん達と分かれて・・・Hプロデューサーが「ちょっとドライブしようよ」と言った時には「おぉっ」と私の心も盛り上がったが、すぐさまY氏は「イヤ」とだけ答え、トイレ休憩さえなく一直線で帰るのみとなった。
あんなに楽しみにしていた伊東行きも直行で東京戻り、しかも私がウツラウツラと寝ているうちに都内に戻っていた。
な、なんで・・・・。
「じゃ、お疲れさまでした」
旅の終わりには「お疲れさまでした」とは言わないだろう。
あぁーあ。
あれは夢だったのかなぁ。
また、これでいつものじゃらんの旅に戻る。
初島ってまだ調べていなかったなぁ。
行けなかった分、想いは残る。
じゃ、ちょっくら行きますか。
本日よりHP旅巡りに、初島も加わったのである。
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2008年10月21日 |
やはり風邪をひいたようで、体がダルい。
風邪予防にはうがい手洗いが一番だと聞いていて、割と普段からうがい手洗いのクセがついているのだが、たまに忘れる時があって、どうもその忘れたあたりに風邪をひいているような気がするので、経験上うがい手洗いはやはり効果があるんだなぁと思う。まだひどくなっていないので、なんとかこの辺りでくいとめたいのだ。
今私の風邪箘は少数ながら、私の体の中を探検しているようす。
彼等は喉から鼻に移動しつつある。
息子「あっ、お父さん。洞窟の先に道があるよ」
お母さん「暗いから行くのはやめましょうよ」
お父さん「まぁ、でもせっかく来たんだ。ちょこっと行ってみようや」
今旅しているのは、日本地図で言えば山口県。喉、鼻コースは鍾乳洞で、私だって向こうにも何か道があるかもしれないと思ったら、「せっかく来たんだから」と言って行くだろう。
息子「わぁ!トンネルがふたつある」
お父さん「あっちはあぶない。落ちるぞ」
お母さん「そうよ、戻って来なさい」
君等、落ちて外に出て行ってくれたらどれぐらい助かるだろう。
はぁ〜〜あ。
3泊4日ぐらいの秋の旅行で終わってくれることを祈る。
今は風邪箘家族が、私の体を秋の旅行中なのである。
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2008年10月22日 |
昼食を食べる場所を探していたら、病院の近くに美味しそうなレストランを見つけた。
お茶の水@@軒。
むむむむ〜〜〜。
@@軒という単語、どこかで聞いたことがあるぞ。
外から見ると喫茶店っぽいのだが、ここは人気の洋食屋さんらしい。お昼時ということもあってか、店内にお客さんがたくさん座っているのが見えるので、ここは美味しい店らしい。
外に出されていたメニュー表を見た。
庶民的よりややリッチなお値段になるが、私はカニクリームコロッケというメニューに非常に弱いのだ。メニューでそれを見つけたら迷わずその店に入り、カニクリームコロッケを頼むのだが、ここのメニューにはそのカニクリームコロッケが載っているではないか。
ここに決定。
今日は奮発してちょっとリッチなランチに致します。
ちょっと奥まった店の方に進むと、この店は1階が軽食で地下1階にゆっくり食事が出来る振り分けになっていた。
今の時間、カニクリームコロッケが食べられる地下の席は満席らしい。看板が出されていたので、しばらく待とうかなと迷っていると1階の喫茶の方のドアがあいた。店の人が言うには、今日はもう地下での食事は満席で無理なので、よければどうぞ1階で軽食を召し上がって下さいということで、それでなんとなく1階の席につくことにしたのだった。
1階は喫茶店っぽいのだが、それでも少しリッチ目のカーテンが掛けてあって、店の男性は黒服を着ている。ホテルの喫茶エリアのような雰囲気だ。
しばらくすると50代位の女性が、メニューとお水を持ってテーブルにやってきた。
「あのね」
「今日はオムライスは終わっちゃったの。」
「でね」
「あるのはコレとコレとコレ」
あれま。
この人は逆に親戚のおばちゃんかと思うぐらい近しい接し方をする。
それからは一つ一つ、メニューの説明をしてくれ、お薦めを尋ねたら「シーフードって好き?」とこれまたとっても友だちっぽい感じで顔を近付けてきた。
結局、その女性が「だったらカレーにしなさいよ〜」と親しげに言うのでそれを注文した。
<初めて来たお客なんだけど・・誰かと間違えているのかな>
ぼーっと考えていたら、また女性がやってきた。
「ね!辛いの、好き?」
何かくれるのかと思ったら、カレーと共に別ルーを持ってきて、「コレを混ぜて調整すると、更に美味しいわよ」と笑顔で言う。まるで、あなただけに特別にプレゼントよという風に持ってきてくれたが、これは店のメニューに普通について来るものであった。
他のお客さんに対しては普通に”ですます調”に接客しているのに、何故私にだけこんなに親しげなのか。
最後までわからなかった。
@@軒は何屋さんかと尋ねられたら、メニューは洋食店だが、喫茶店のような、ホテルのような、親戚のおばちゃん家のような・・・・折衷な店であった。
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2008年10月23日 |
先週ゴキブリを連日発見したことで、以前お願いをしたゴキブリ駆除の業者さんに電話をしたら、半年間の保証期間内にあるということで、再度作業をしに来てもらえることになった。
先週から今日まで、自分の家でありながらドキドキして暮らしていたのだ。
やっと、平穏な生活が戻って来るのね。
ピンポ〜ン。
約束の時間だ。
ようこそ、お兄さん。
首を長〜くして、お待ちしておりました。
駆除のお兄さんが言うには、ここ最近になって急に寒くなってきたので外で生活をしていたゴキブリ達が家の中に移動をする時期なのだそうだ。壁の隙間やなんかに生息するようになるらしく、外ゴキがプチ引っ越しをしたせいでゴキブリを見るようになったのではないかとのことだった。
真夏の猛暑で、私はゴキブリ達は黒い体で熱死したと思っていたのだが、それは素人の考えであった。猛暑もなんなく乗り切り、冬だって生きていて年中ゴキブリってのは生きているのだそうだ。
「今まで作業された中で、印象に残ったすごい場所ってどんな感じだったんですか」
ゴキブリ駆除のプロの心に残るようなゴキハウスってあるのかなと思って尋ねたら、ゴミ屋敷での作業はすごかったということを聞いた。
ゴミ屋敷には相当の数のゴキブリが住んでいるらしい。
壁もゴキブリの糞で黄色く変色していて、通常のペーストをプチュっと家の隅々につけるのでは追い付けないので、噴霧器を使用するのだそうだ。
噴射。プシューーーー。
「え〜〜っ、どうなるんですか」
体の内側がさぶいぼだらけになりながらも、その先を聞いてみた。
「苦しくなったゴキブリ達が出てきて・・・」
「ゴキブリが天井から雨のように降ってきましたね」
ぎゃーーーーーーーーーーっ。
自分で聞いておいて、ギャ〜〜っと言うのも変だが、これでどんなにお金をもらえても私にはこの仕事は絶対に出来ないと思った。逆にホラーやスプラッターものの映画が好きな人がこの仕事に就いたら、臨場感あふれて刺激としてもいいんじゃないかと思う。ゴキブリの雨が降って来るだなんて、映画でも見たことがないおぞましい状況・・・。
「これで大丈夫だと思いますよ」
お兄さんは作業を終えると去って行った。
ゴキブリをアーモンドチョコだと思えば、何でも出来るのかもしれないが、私にそういう切り替えは出来ない。
ゴキブリ駆除というのは、ものすごい専門職だ。
玄関の扉を締めた後で、敬礼をしたのであった。
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2008年10月24日 |
最近、食料品を買う時に消費期限の日付を見ながら、心が毎度「ほんまかいな」とつぶやくようになった。
産地偽装に消費期限の改ざん、いろんな事件があったが、何よりショックだったのはそれが発覚した後に関係者達がポロっと口にした本音部分を耳にした時だった。それらが当たり前に行われていたんだなぁと感じ、今も産地や日付を見て品物は選んではいるものの、もう昔みたいに奥の方の牛乳を取り出して、日付が新しい物をゲットした時の純粋な喜びはなくなってしまったのだ。
それどころか奥の方の牛乳を取って、そのあとにちょっと虚しくなることさえある。
子供の頃、母の買い物でスーパーについて行くと「行ってきなさい」の命令で、奥の方にある牛乳やハムを取ったものだ。妹と私はスーパー内では鵜飼の鵜であり、他には順番を取りに行ったり”お一人さま2つまで”の人員確保であったりと、完全に母の手下となっていた。
「消費期限が一番新しいもの」を選ぶことが母の一番の躾だったのだ。だからもし日付の改ざんやなんかがその当時からあったのなら、母は墓ん中で恐らくめっちゃ怒っている。
食料品売り場で、「あんたたちのこと、もう信用出来ないわ」というオーラをぷんぷん放っている。というか、放つつもりはないのだが滲み出て来てしまうのだ。
「消費期限なんて、あってないようなものよ」
と、すれながらも・・・・
身に染み着いてしまった長年の癖で、今日も相変わらず奥の牛乳を頑張って取り出しているのであった。
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2008年10月25日 |
実りの秋。
我が家の草木で、今年最も育ったのは南側の軒の排水口から生えてきた雑草だった。一昨年は排水口から草などは出て来なかった。が、去年低木状態にまで大きく育つ雑草が生え、とても気持ちが悪かった。冬にようやく枯れたのだが、今年は去年を上回るサイズになった。
水も肥料も何もあげなかった。
愛情の一滴も向けなかったというのに、すくすくと育ちこれまた去年は見なかった稲穂みたいなものをつけて頭を垂れるようになったのだった。
「ダンボ、おしっこしてちょうだい」
度々ダンボがその雑草におしっこをかけたりしたが、全くダメージを受けるでもなく、今は部屋に戻って来るとダンボの体には雑草の種みたいなものがビッシリひっついて来る。こんなに沢山の種を敷地にこぼしたら来年はどんなにこの薄気味悪い植物がワサワサと生えて来るかわからない。しかもこの種、粘着力もあってダンボの毛にひっついていてなかなか取れないのだ。
私はアナタガコワイデス。
その生命力の強さに驚き、感動をするのを越えて、もはや私には「不気味」「恐怖」を感じることの方が多い。
フサフサと何やら実らせている名も知らぬこの植物。
皆は地球外生物にばかり目を向けているが、雑草こそ、地球を制覇しようと企んでいる恐ろしい生物なのである。
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2008年10月26日 |
バイクで外に出た時、たまに前に停まったバイクの人が煙草を吸っていることがある。
やめようよ。
バイクに乗りながらの煙草は。
どうしても吸いたいから吸っているんだろうが、恐らくこういう人を見ると「自分はバイクに乗りながらでも、他人に迷惑をかけずに上手く煙草を吸える」という妙な自信があるように思えてくるのだが、後ろにいる私からしたら全く信用が出来ない人物として、煙草の行方を凝視して疲れるのだ。
「吸い殻はポイ捨てしない」と言うかもしれないが、走りながら吸われたら、火種がこっちに飛んで来るかもしれないじゃないか。ダウンについたらジュっと穴があく。マフラーに乗っかったらモグサのように火が回る。顔についたら「熱い!」と顔を振り払った瞬間に平衡感覚を失い、ガードレールに激突する可能性だってあるのだ。
一回、「煙草はやめて下さい」と注意をしたいのだが、”あ!この人ったら煙草を吸っているわ”と気付いたところで信号が青に変わったりして、声を掛けられず後ろを走るしかなくなる。
吸いながら走っているバイクくんは思ったより多い。中型以上のバイカーはマナーのいい人が多いが左端を走るミニバイク系の人達にマナーの悪い人は割と居て、一旦停止と共にこういう運転者も取り締まりをしてもらいたいなぁと思うのだ。
これから寒くなって来ると、前の人の鼻水もそっと飛んで来る。
いろいろ、もろもろ避けながら運転中。
はぁーあ。風だけを感じながらバイクで走れたら、さぞかし気持ちがいいのだ。
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2008年10月27日 |
隣りの家と今私の住んでいる家の所に大きなクモの巣がある。前からクモの巣があるのは知っていたが、届かない位置にあるので放っておいたら、いつの間にかマンガにでも出てきそうな立派なクモの巣となり、そこにその巣の主らしき丸々と太ったクモを見るようになったのだった。
ゴキブリといい雑草といい・・・、ヤモリの家族は見なくなったが、この辺りは天敵もなく住みやすいらしい。そして自分の家だという認識のもと、皆は暮らしている。この間は洗濯物にカマキリがついていて、振り落としたら「なんで落とすねん!」としばらくカマキリに睨まれたのだ。
クモは黄色っぽい体に黒い線が入ったやや大きめの種類のもののようで、多分独り暮らしをしているクモだと思われる。クモの巣と言えばコレと言っていいほどの、オーソドックスなクモの巣の形をしていて、その真ん中に主は居てブラーンブラーンと巣で揺れているのだ。
ここを通ればクモの巣に掛かる程巣は大きいので、主は巣に引っ掛かった虫を食べているんだろう。そして餌に困っていないのでここで大きくなっていったのだ。
巣は激しい雷雨でも壊れなかった。
ちゃんと端っこは強度が強化されていて、何ヶ所も壁に糸が張ってある。ヤツはなかなか頭がいいらしい。
クモだって不器用なのも居るだろうし、巣を上手に作れないのや餌を捕まえられないのも居ると思うが、ここはネコの通り道でありながらネコに荒らされることのない高さにあって、見上げたらハンモックが揺れているみたいにも見える。
ぶらーーん。
ぶらーーーん。
キミは生まれ変わって人間になったら、いい建築家になるよ。
気味が悪いがなかなかよく出来た家にヤツは住んでいる。
ぶらーん。
ぶらーーーん。
風に揺られてレットイットビー。
アウトドアな生活を送るウチのお隣りさんなのである。
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2008年10月28日 |
日本でもだいぶハロウィンが定着をし、それに伴ってなのかどうかはわからないが、食材にかぼちゃを使ったレシピが増えてきたように思う。
家でかぼちゃは煮物でしか出てきたことはなかった。甘辛いおかずはあまり好きじゃない。おかずだけでなく、おせんべいの甘辛いのもそれからみたらしだんごの甘辛も私はあまり気に入らない。
大阪弁で言うところの「甘いんか辛いんか、どっちやねん!」といったところで、甘辛い味付けの食べ物に対しては、味わうより戸惑う方が多く、かぼちゃの煮物はご飯を砂糖味に変えるお節介な存在だったのだ。
かぼちゃは一生好きになれないだろうと思っていた。
だが、それは大きな間違い。最近は、自分はかぼちゃが嫌いだったのではなく、煮物にしたかぼちゃが嫌いだっただけだということが、いろいろ出て来たおかげでわかった。
かぼちゃスープはコクがあって美味しいし、野菜カレーにかぼちゃを入れるのもいい。ラタトィユのかぼちゃも好きだし、かぼちゃのフライも行ける。スイーツになるとかぼちゃは更に良さを発揮しているような気がする。プリンは今ではプレーンよりパンプキンプリンを敢えて選ぶ程、私の中でかぼちゃは格を上げた。
かぼちゃとの付き合いが私のようなパターンの人は、他にもきっと居るだろう。甘辛い味付けの頃は今一つパっとしなかったが、思い切ってアプローチを変えてみたら思わず花開いただなんて、どこかのスポーツ選手のエピソードみたいじゃないか。
平成のニューヒーロー。
10月は栗やナシやサンマを差しおいて、今はかぼちゃの月になったのである。
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2008年10月29日 |
あんなに暑かった夏を忘れて、今年も長袖の季節となった。もうコートを羽織って出掛けているし、マフラーは必ずと言っていい程首に巻いているのだ。
子供の頃はタートルネックの服が嫌いだった。
母があったかいから着て行きなさいと言うのだが、首の所が窮屈な感じがして、着ているあいだはどうもすっきりしない。ビローンと伸ばしてみたりもしたが、結局は脱ぐまでその気持ちの悪さは消えてくれず、あったかいなという有難みは一度も感じたことはなかったのだ。
それが今では私の冬服の定番はタートルのセーターとなった。大抵のコーディネイトは、タートルに何かを合わせて着ているような気がするし、あんなに嫌いだったのに、今は首元の違和感をもうほとんど感じなくなった。
毛糸のセーターの”チクチク”もあまり気にならない。
これらをあったかく着れるようになった。
少しずつ厚着になってきたこの頃だ。
季節はめぐり。
今年もシチューのCMを見て、”あったかそうだなぁ”と思う時期となった。
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2008年10月30日 |
今日は30日、「月末の五・十日」で、きっとあちこちの道路が混んでいるのだ。
数年前まで、私は五・十日<ご・とうび>を「ごとび」だと思っていた。漢字にしたら「五飛び」だという解釈をしていたのだった。
「五・十日」は5日、10日、15日、20日、25日、30日と五か十の日だが、五飛びで数えて行ってもこの日にちにピタっと合うので、耳で聞いていた「ごとび」の響きが「五日ごとの日」となっていたのだ。
しかし、伝言ゲームのように、私が「今日はごとびだから」と言ったのを聞いて、そのまま「ふむふむ」と覚えた人が居たらどうしよう。その人も「五・十日」は知らないということになるのだ。だいたい私が「ごとび」と言ったのだから、それを「ごとうび」と聞き間違えることはほぼないだろう。
あらら・・・。
それにしても「ごとび」と口にしてきて、「それは五・十日」の間違いだと指摘を受けたのはたったの一回。そもそも私も誰かが言っているのを聞いて覚えた単語なので、その人から既に間違っていたということも考えられる。
五・十日を正しく理解しているのは、どれぐらいの割合なのかだんだんわからなくなってきた。
まぁ、究極は・・・・
五・十日を覚えられないならそれはそれでよし。
ただ、
まぁ、だからと言ってそのままでいいというわけでもない。
その分のアタマは、道が混んでいても約束の時間を守れる方法に使えればそれでいい。と、思う。むしろそちらの方が大事なのではないかと思うのであった。
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2008年10月31日 |
今日はベースの植田くんのバンドのライブリハーサル。
音が出ていない時のその場の空気は、学校の休み時間のようなくだけたムードなのだが、音が始まると一瞬の集中力も欠けないぐらい緊張してやらないと、あっという間に置いて行かれる。やっぱりみんなすごいのだ。
植田くんのバンドはインスト中心の楽曲で構成されていて、メンバーが曲を書いて持ち寄っているそうだ。ポップスだとなかなか聞かないようなコード進行も結構あって、弾きながらあたらしい発見もあり、そういうことも楽しい。
まだバンド名をつけていないと言っていたけれど、どうなったんだろう。
バンドって大抵どこでも名前をつけるのが、後になるのだ。まずメンバーが揃って、それで「バンド名、どうしよう」ってことになる。「B#」も宿題にしようと言って、「wish」という名前と「B#」の二つを候補に持って行ったんじゃなかっただろうか。
「B#」は大好きなハーモニカ奏者のトゥーツシールマンという人のアルバムの裏に発売元B#corporationとあったのから取ったものだ。
一時期、私はバンドサウンドでなく、一人で全部打ち込みで作ることが好きになった頃があった。
今は誰かの音と合わさっていく音楽が好きだ。
「バンドって楽しいなぁ」
だけど、そんなに長い間やっていなかったっけ。
思わず何度か口にしていた、今日は”バンドの日”だった。
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